既存の壁はセメントと水を混ぜ合わせるモルタルを塗り、その上から塗装をされているものでした。通常トイレはクロスを貼ることが多いのですが、そのための下地を作る必要性がでてきます。するとその分部屋が狭くなり、コストも高額に。今回は壁の保護にもなるようにモルタルの上から塗装をすることを提案しました。塗装にはマスチックローラーを使用。普段使用しているものよりも厚塗りが可能で、しっかりとした塗膜はひび割れの心配も少なくなります。また「ゆず肌」と呼ばれる模様もつけられ、壁の雰囲気が変わりました。暖かみのある色を選ばれ、ホッと落ち着く空間に。「塗装するだけでこんなに変わると思わなかった」とうれしいお言葉をいただきました。