「お家を建ててから塀のことは何もしなかった。今回カスケホームで塗装をして、見違えるようにきれいになった。施工中の作業の様子を見ていたが、とても丁寧に仕上げてくれた。ありがとうございました。」と仰っていただきました。
施工事例
総社市│ブロック塀塗装・塀瓦交換工事:和瓦×ベージュ×ブラウンのツートンカラーで和モダンな塀
以前に畳の張り替え工事をご依頼いただいたI様。今回は、50年以上前に建てられたままの塀を綺麗にしたいとのことで、ご相談いただきました。最初に、I様が一番重きを置いていらっしゃった「塀瓦」のデザインから打ち合わせを進めました。その後、塀塗装の色の選定を行いました。ツートンカラーで暖かみのある色合いをご希望されていたため、明るいベージュと暗めのブラウンでメリハリのあるカラーをご提案いたしました。イメージパースを用いて何度も色の打ち合わせを重ねました。そのため、イメージ通りのものができ、仕上がりにもとても満足してくださいました。工事が終わり、I様から「丁寧に施工をしてくれてありがとう」と感謝のお言葉をいただきました。
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- 工事内容
- ブロック塀塗装・塀瓦交換工事
- お客様名
- I様
- 施工エリア
- 総社市
- リフォーム期間
- 約4週間
- 費用
- 約200万円
- 採用した商品
- 瓦:ヤマ清瓦工業 カサヘイ 竹型
下塗り塗料:菊水化学工業 ソフトリカバリー
中・上塗り塗料:菊水化学工業 水系ファインコートシリコン(上側:KN040C×下側:J15-30F) - 施工事例No.
- 50232-94675
採用した商品のポイント
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瓦:ヤマ清瓦工業 カサヘイ 竹型
日本の伝統のある瓦の味わいをいかし、住まいの風格と美しさを引き立てる和瓦です。豊富なバリエーションの中から住まいに合う、品格のある個性豊かな塀のデザインを選択することができます。今回選定した「竹型」は、竹をモチーフとして、重量感と豪華さを兼ね備えたデザインが魅力です。 -
下塗り塗料:菊水化学工業 ソフトリカバリー
旧塗膜によく密着して、より強い塗膜と美しい仕上げが得られる下地調整塗材です。弾性樹脂の強さと水系の手軽さを合わせ持っているため、施工が容易で工期を短縮できます。 -
中・上塗り塗料:菊水化学工業 水系ファインコートシリコン
耐候性、耐久性が高い水系シリコン塗料です。ドイツ最大の化学メーカーBASFの光安定剤「Tinuvin(チヌビン)」を配合しています。低汚染性に優れており、透湿性を有しているため、ブロック塀の塗装に向いています。
施工前の準備
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カラーシミュレーションを行い、全体イメージを擦り合わせます。タブレットを使って、ご自宅でも大体の雰囲気を決めることができます。
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日塗工色見本 でシミュレーションで決めた色味に近しいものを選びます。日塗工色見本とは、一般社団法人 日本塗料工業会が2年に1回発行している色見本であり、日本で標準的に使われる塗料の色が載っています。 -
日塗工色見本で決めたものを、A4サイズの塗り板(塗装サンプル)で実際の色味や質感(艶感)を確認します。小さなサンプルでは、お客様の家の模様で影があったり光の加減や面積効果で、全体を塗っても明るく見えたり色々な環境で変わってしまうからです。
工事の流れ
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仮設トイレを設置します。現在、日本の仮設トイレで最もポピュラーなタイプが「簡易水洗式」と呼ばれるもので、便器の側にあるフットポンプを踏むと少量の水が流れる仕組みです。水道工事が不要のため、どこでも設置できます。
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針金を外して、もともとの塀瓦を外します。その後、ケレン作業(汚れや古い塗膜を落としたり、塗料の密着をよくしたりするために傷をつけたりする下地処理)を行いました。
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新しい塀瓦を取り付けます。塀瓦を取り付ける際には南蛮漆喰を
葺き土 (屋根の瓦が落ちてしまわないように瓦の下に敷く土)として用いますが、塗装をした後で取り付けると南蛮漆喰の部分に色がつかないため、先に塀瓦の取り付けから行います。 -
瓦は、仕上がりにキレイに見えるように水糸を使って水平に取り付けます。水糸は、主に空中で水平を確認するために用いられます。
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別の角度から見た画像です。瓦の下のラインにそろっているのが分かります。こういったひと手間が仕上がりを左右します。
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塀瓦は、3種類に形が分かれます。①両桟(瓦の横方向の重なり部分にある山形あるいは平形に盛り上がったところ)用 ②角(コーナー)用 ③止(端)用です。それぞれの部材を適したところに取り付けます。
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大きなクラック(ひび割れ)を左官で補修します。クラックを放置すると仕上がりに影響するため、塗装工事をする際には必須です。
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ブロック塀の表面に付いたコケなどの汚れを高圧洗浄機を使って洗い落とします。面の汚れが落ちていないと塗料の密着性が弱まるため、しっかりと落とします。
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高圧洗浄が終わった後の様子です。汚れを落とすだけでも、見違えるように綺麗になりました。
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乾燥させます。ブロック塀に含まれる水分を飛ばすためには、24時間以上必要です。ここで乾燥が不十分だと、ブロック塀に含まれた水分が塗装後に外に出ようとして膨れが起きてしまいます。
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下塗り(シーラー塗装)を行います。下塗りは、後から重ねる塗料との密着性を良くする接着剤的な役割をもっています。
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中塗りを行います。美しい仕上がりになるように丁寧にムラなく塗っていきます。まずはハケを使って細かい部分を塗っていき、その次にローラーを使って広い部分を塗ります。
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上塗りを行います。実は、中塗りと上塗りで塗るのはどちらも上塗り用塗料ですが、塗料はむらなく、均一に塗るために、重ね塗りするのが原則であるため、便宜上、1回目の上塗りを中塗り、2回目の上塗りを上塗りと言います。
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ツートンカラーのため、境目を綺麗に出すため、最後は吹き付け塗装を行いました。近くで見ても真一文字の綺麗な面が出来上がりました。
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最後に塗り残しがないかを確認して、お引き渡しを行いました。
施工前
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もともとのブロック塀の北側です。
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もともとのブロック塀の東側①です。
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もともとのブロック塀の東側②です。
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もともとのブロック塀の南側です。
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もともとの石造りの塀です。
お客様の声
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私が担当しました!
工事に入る前に、I様から「夏にはお庭の植栽が綺麗な緑色になる。広縁からお庭を眺めるのが毎日の日課。その眺めには、塀も含まれている。だから、夏になる前には工事が終わって、綺麗になったお庭を夫婦でゆっくりと眺めたい」というご要望をいただいていました。今年は、予想よりも梅雨入りが早かったため天候が心配でしたが、無事、夏に入る前にお引き渡しができました。これから夏になるのが楽しみですね!