大学教授として勤め定年退職を機に住み慣れた大阪を離れ、終の住まいとして生家で住むことを決意。生まれ育った故郷へ帰ってきたN様ご夫婦。生家は大正8年ころから存在する築102年の古民家でした。水まわりは古く段差も大きかったため、快適に暮せるよう古民家を再生することにしました。
施工事例
倉敷市│将来の生活様式に合わせた設計。 古き良きものを残した「生家の再生」
敷地内には蔵や離れがあるが駐車スペースは無く、車を乗り付けることができないので、母屋を残しながら増築部分を減築。古きよきものをできるだけ残し、将来の生活様式に合わせた暮らしを実現させる設計を目指しました。
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- 工事内容
- 古民家再生・外壁・屋根・外構・玄関・LDK・水まわり
- お客様名
- N様
- 施工エリア
- 倉敷市
- リフォーム期間
- 約5ヵ月
- 費用
- 約2400万円
- 施工事例No.
- 90967
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新設する勝手口は道路に面する位置。ファサード(正面デザイン)の意匠性を高めつつも正面玄関に間違えられないことを意識しながら設計しました。
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増築する建物も意匠を合わせて計画。
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屋根材にいぶし瓦を採用。壁もしっくいに塗り直し、建造当時の大屋根を再生しました。
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玄関の土間スペースは、昔ながらの作りをそのまま採用し、広い空間を維持しています。
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土間の物置だったスペースは玄関ホールに。床が高く上りにくかったため、上り下りしやすいよう床を改修しました。あまり使っていなかった2階の物置は、元々あった階段を再利用し、小屋裏部屋として再生させました。
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キッチンはとても広く確保でき、料理を作る時も、たくさんの人数でキッチンに立っても大丈夫な広さが確保できています。
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増築した建物と母屋の和室をつなぎ、回遊できる動線としました。
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リノベーションしたダイニングからはもともとあった庭と視線がつながり、四季の移り変わりを楽しみながら過ごせる空間として生まれ変わりました。
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新たに増築した部分へユニットバスを新設。アクセスしやすい動線としました。
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間取りを変更し、大きな手洗いを新設。床へ無垢材を使用し以前に比べ使い勝手も格段に向上しました。
施工中
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通路に面した増築された建物を減築。
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新たに水まわりとなる部分を組み直しました。
施工前
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