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2025年01月08日(水)
築40年以上のお家は要注意!断熱リフォームのメリットとは?
こんにちは(^^)
カスケホーム笠岡店 加瀬です☆
今季最強寒波が到来ということで、寒い朝でしたね。
大雪のニュースを見ていると、本当に同じ日本かと思うような積もり方で、岡山の温暖な気候を改めてありがたいと思いました。
とはいえ、気温が下がると水道管の凍結など様々な影響も出てくるので注意が必要です。
↓水道管やエコキュートの対策については、昨年の記事を参考に対策してくださいね。↓
さて、そんな寒い時期に多くご相談いただくのが「断熱リフォーム」。
最近は補助金などの支援もあり、テレビでもよく取り上げられるようになったため注目されているリフォームのひとつです。
日本の住宅は、築年数が経つにつれて断熱性能が劣る傾向にあります。
特に、築40年以上の住宅は、現在の断熱基準が導入される以前に建てられたものが多いため、断熱材の質や施工方法が現代基準に達していないことがあります。
その結果、冬は冷え込みやすく、夏は熱がこもりやすい環境となり、住む人にとって不快なだけでなく、光熱費もかさみやすくなります。
築40年以上の住宅に見られる断熱の問題点
1.断熱材の不足または劣化
当時の住宅は断熱材をほとんど使用していない場合が多く、使用されていたとしても性能が低いものが主流でした。
また、長年の使用で断熱材が湿気や害虫の影響を受け、劣化している可能性があります。
2.窓やドアの断熱性能が低い
昔の住宅では単層ガラスの窓や隙間風が入りやすいドアが一般的であり、これらが熱の出入りを招いています。
3.施工技術の限界
現在のような気密性を高める施工技術が十分に発展していなかったため、隙間から外気が入り込みやすい設計になっています。
断熱対策のメリット
1.光熱費の削減
冷暖房の効率が向上することで、光熱費を大幅に削減できます。
特に冬場の暖房費や夏場の冷房費が抑えられるため、長期的には経済的なメリットが大きいです。
2.室内環境の快適性向上
冬は暖かく、夏は涼しい環境を実現できます。また、結露の発生を抑えることができるため、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な住環境を維持できます。
3.宅の寿命を延ばす
適切な断熱対策により、建物の劣化を抑えることができます。特に、結露による木材の腐食や湿気による害虫被害を防ぐ効果があります。
具体的な断熱対策
1.断熱材の追加または交換
壁、天井、床などに高性能な断熱材を追加することで、熱の出入りを防ぎます。
最近ではグラスウールや発泡ウレタンなどの優れた断熱材が多く利用されています。
2.窓やドアのリフォーム
二重ガラスやLow-Eガラスを採用することで、窓の断熱性能を向上させることができます。
また、隙間風を防ぐために気密性の高いドアや窓枠を取り入れることも有効です。
3.外壁の断熱リフォーム
外壁に断熱材を追加することで、建物全体の断熱性能を向上させることが可能です。
また、外装材を交換する際に断熱材を併用することで、見た目と性能の両方を改善できます。
いかがでしたか?
家の中が寒いと、光熱費やヒートショックや結露から発生するカビなどからの健康被害など、様々なデメリットがあります。
これからも快適に、安全に暮らすためのリフォームをカスケホームがご提案します。
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