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2025年03月18日(火)
意外と悩む!お風呂の「出入口」どうする?
こんにちは(^^)
カスケホーム笠岡店 加瀬です☆
お風呂リフォームを考える際、意外と悩むことが多いのが「出入口の形状」。
毎日使う場所だからこそ、使いやすさや安全性を考慮して最適なものを選びたいですよね。
今回は、折れ戸・開き戸・片引き戸・2枚引き戸の4種類について、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
●折れ戸(オレド)
メリット
・コンパクトに開閉できる
折れ戸は、扉が中央で折りたたまれるため、開閉に必要なスペースが少なく、狭い脱衣所にも設置しやすいです。
・比較的安価で選択肢が豊富
他のタイプと比べて価格が抑えられており、リフォームの予算を抑えたい方に適しています。
・ユニットバスでよく採用されている
標準仕様として採用されることが多く、施工しやすいタイプです。
デメリット
・掃除がやや大変
折れ戸の中央部分にパッキンがあり、水や汚れが溜まりやすく、カビが発生しやすい傾向があります。
・耐久性が劣る場合も
長期間使用すると、折れ部分の金具が劣化しやすく、開閉がスムーズでなくなることがあります。
↓折れ戸を採用したお風呂リフォーム事例
●開き戸(ヒラキド)
メリット
・密閉性が高く、水漏れしにくい
しっかりと閉まる構造のため、脱衣所への水はねが少なくなります。
・掃除がしやすい
シンプルな構造で、汚れが溜まりにくく、掃除が楽です。
デメリット
・開閉スペースが必要
扉を開くためのスペースが必要なので、脱衣所が狭い場合には向きません。
・転倒時に外開きだと開けにくい
内開きの場合は浴室内で転倒した際に扉が開きにくくなり、外開きの場合は脱衣所の動線を考える必要があります。
↓開き戸を採用したお風呂リフォーム事例
●片引き戸(カタヒキド)
メリット
・開閉スペースが不要
扉を横にスライドさせるため、狭いスペースでも使いやすいです。
・バリアフリーに最適
開閉時に力がいらず、車いすの方や高齢者にも優しい設計です。
・換気しやすい
少しだけ開けておくことができ、湿気を逃がしやすいです。
デメリット
・設置スペースが必要
壁に扉を収納するためのスペースが必要で、間取りによっては設置が難しい場合があります。
・価格がやや高め
折れ戸や開き戸に比べると、施工コストが高くなりがちです。
↓片引き戸を採用したお風呂リフォーム事例
●2枚引き戸(ニマイヒキド)
メリット
・開口部が広く取れる
扉が両側にスライドするため、開口部が大きくなり、出入りがしやすいです。
・バリアフリーに最適
片引き戸と同様に、車いすや歩行補助器を使用する方にも使いやすい仕様です。
・開閉の動作がスムーズ
力を入れずにスムーズに開閉でき、ストレスが少ないです。
デメリット
・設置スペースがさらに必要
片引き戸よりもさらに広い壁面を確保する必要があり、間取りによっては対応できないことがあります。
・価格が高め
機能性が高い分、施工費用や材料費が高くなる傾向があります。
↓2枚引き戸を採用したお風呂リフォーム事例
いかがでしたか?
お風呂の出入口にはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
お風呂リフォームを検討する際は、浴室と脱衣所の広さ、家族構成、将来的な使い勝手を考慮しながら選ぶことが大切です。
特に、高齢者がいるご家庭ではバリアフリー性を重視し、引き戸タイプを検討するとよいでしょう。
どのタイプを選ぶにせよ、日々の使いやすさが快適なバスタイムを作る重要なポイントになります。
ぜひ、自宅の環境に合った最適な扉を選んでください!
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