スタッフブログ
2017年07月30日(日)
規格外の人生
こんにちは。
カスケホーム玉島店・事務の橋本です。
カンブリア宮殿でも紹介され話題になった
佐藤芳之さん著の「アフリカの奇跡」を読んでいます。
今から何十年も前に単身でケニアに渡り、
苦労を重ねながらケニア・ナッツ・カンパニーを設立。
従業員4000人年商30億円の会社を築き、
株を一株だけ残してケニア人にタダ同然で譲り、
自らは70歳をすぎても尚、新しい事業にチャレンジしているという。
いつまでも日本人が日本式経営でやっていると、そこから脱却できません。
ケニア人の自立のためにはケニア人が自分たちのスタイルでやってみて、
たとえ失敗して潰れても、植えた木は残るだろう。オーナーが代わっても、
木は実をみのらせ続けるだろうと考えました。
大事なのは、落ちた実を加工して儲けることではなく、
木と産業を残すことなのですからという佐藤さん。
ケニアでは平均1人が10人の生活を支えているということは
佐藤さんの起こした会社は4万人の生活を支えていることになる。
スケールも志も規格外ですが、なんだかしびれる内容でした。