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2017年10月30日(月)
恐怖のサンダーバード
こんにちは。
カスケホーム玉島店・事務の橋本です。
福井県鯖江市からの帰り。
台風が酷くならないうちにと早めにサンダーバードに
乗り込み友人と二人帰路に就いた。
人生初のサンダーバード旅。
風に弱いとは聞いてはいたが、
台風はまだ遠く、雨風もまださほど強くなかったけど
走り出して30分で緊急停車。
そこから遅々として動かずそのままサンダーバードの車内で一夜を明かすことに。
夜11時近くなって配られたのは5年保存水と5枚で350kcalの保存用ビスケット。
電柱が倒れ、復旧に時間が掛かること、道路が冠水して道が寸断され
なかなか救援物資が届くまでに時間が掛かること、
車内は深夜になっても規則上、電気は消灯できないことなどが
アナウンスされ、なかなか体験できない一夜を過ごすことに。
深夜1時に金ぴかのレスキューシートが配られる。
事態の深刻さとは裏腹に、社内に広がる金ぴかシート。
このレスキューシートかなり秀逸で金色を表にしたら保温性があり、
銀色を表にしたら熱を放出するという機能性のあるシートだった。
この折り紙の巨大版のようなシートに包まれて一夜を明かし、
翌日の午後遅くに代行バスで堅田駅まで移動して、臨時列車で
直通の京都駅経由で、倉敷へ。
自宅に戻ってこれたのは鯖江駅でサンダーバードに乗り込んでから
30時間後だった。長い長い福井からの帰還。
帰宅というより帰国に近い疲労感。
人生であまり経験することのない貴重なアンビリーバブルな体験でした。