スタッフブログ
2021年01月29日(金)
シロアリ
こんにちは。
カスケホームの木口です。
シロアリの駆除と、それに伴う被害箇所の修繕のご相談を頂き、お客様宅へ。
増築倉庫の二階の床。
段ボールを置いていたみたいで、置いていた形にシロアリが巣食っていました。
他の箇所も傷みがありました。
虫の力おそるべし。
ゴキブリじゃないんだし、ぜんぜん怖くない、、、、と思っていたんですが、どうやらシロアリは蟻の仲間でなく、ゴキブリの仲間のようです。
アリ、と名前が付いたのは、蟻と同じように、女王と王がいて、副女王と副王がいて、働くありがいる、「社会性昆虫」に分類され、蟻のそれとよく似ているからです。
ゴキブリなのかよ!きも!と、よりシロアリに嫌悪の念を抱かれるかもしれませんが、地球というくくりでシロアリを見ると、役目を終えた有機物を分解できる大切な生き物だったりします。
樹木の成分である「セルロース(人間が摂取するぶんには食物繊維)」をエサとし分解できる昆虫としては、数少ないため、固形物を土に返すプロの方々ともいえるでしょう。
でも家まで土にされるのはたまったもんじゃないですね。
シロアリ防除の薬品を、新築当初に散布してもらってるし大丈夫!と思ってらっしゃるあなた!
10年前にシロアリ予防してるし大丈夫!と思ってらっしゃるあなた!
薬品にもよりますが、だいたい5年で薬品の効果は切れるのです。
自然との共存をするために、是非おうちの「みえない」予防に目をむけてみてください。
木口