岡山県倉敷市,笠岡市,岡山市,総社市で
リフォーム・リノベーション
ならカスケホーム(安藤嘉助商店)

私は、父が亡くなったのを機にあちこちが傷んでいた家のリフォームを考えました。以前から台所の雨漏りがひどく、縁側や天井の状態も悪かったんです。冬場はとても寒くてガラス窓の結露もありました。また、外付けだったお風呂も家の中に入れなければ、などとあれこれ思案していくうちに、結局全面リフォームをすることになったんです(笑)。

定年退職後も関連会社の仕事に就いているのですが、将来を見越して、やはりリフォームをした方が良いのではないかと。母屋と離れのどちらをしようかと迷ったのですが、台所の使い勝手は悪いし、トイレやお風呂も直したいしで、結局母屋をリフォームすることにしました。実は、母屋は築百年以上も経っている古い家で、水まわりや土間、階段など、不便なことはもちろん、危険な点も多々ありました。

私は、笹原様とは、主に奥様と細部の打ち合わせをしました。先ほど笹原様がおっしゃっておられた通り古いお宅ですし、当然バリアフリーではありません。そこで、ご夫婦が住みやすくすることはもちろんですが、お孫さんが遊びに来られても安心なように、プランをご提案させていただきました。間取りの変更、バリアフリー化、室内の明るさや色合いなど、その都度奥様と話し合いながら、プランを立てていきました。

母は、少しでも早くもっと快適な家に住みたいという願いがありましたし、私も、家の様々な問題点が気になっていましたので、この際、全面リフォームをして母と一緒に暮らしたいと、思い至ったわけです。

渡邊様は、オーディオやお車、備前焼、それに畑仕事とご趣味も多彩で、渡邊様のライフスタイルにも合ったリフォームをお考えでしたね。一方、笹原様の場合も、奥様が大のお料理好き、お菓子作りもプロ並みの腕前で、そういったご趣味も生かせるリフォームにもこだわりました。

予算についても、当然シビアにならざるを得ないわけですが、長い目で見てどうかなと思った時、ちょこちょこ直したくはありませんし、結局思い切って、全面リフォームを選びました。

リフォームは、やってみないと分からないところもあると思うんです。ただ、先ほどもお話しした、家自体が抱えている構造的な問題、寒さ対策などは、やはり部分的なリフォームでは無理がありますし、そこのところは全面リフォームに踏み切るに際して、重要なポイントでしたね。

私の場合は、最初から予算をある程度決めていました。それでカスケホームさんを含め数社で見積もりを取りました。周囲の評判も判断材料になりましたね。カスケホームさんは見積金額に面でも納得でき、仕事内容に関しても評判が良かったのです。また、これは重要な決め手の一つだったのですが、具体的に様々なリフォームプランのご提案をして頂けたんですよね。

笹原様からまずさまざまなお話をお聞きしました。特に奥様とは、打ち合わせに直接関係のないご趣味のお料理や、大ファンでいらっしゃる宝塚歌劇団のお話も。思わず時間を忘れてしまうくらいでした。ですが、こうしたお話にこそリフォームの成否に関わる、とても大事なポイントがあると思うんです。これからどんな暮らしを望まれているのだろうか。そうした暮らしを実現するには、どんなご提案をしたらご満足していただけるだろうか、などと。
それはダイニングキッチンのレイアウトや、奥様のプライベートなお部屋づくりにも生かされていますね。

会社選びは、最終的には「ひと」なんですね。担当者となんだか相性が合う…。今回は、設計の倉森さん、プランナーの久山さんを、妻はとても信頼していました。

私の場合は、仕事が忙しく、なかなかリフォームのきっかけが無かったのですが、こちらならちょうど会社帰りに寄れるので、カスケホームさんの笠岡店にリフォームのご相談をしたのが最初です。もちろん、私なりに色々検討もしましたし、他社も調べましたが。その結果、こちらでお世話になろうと。母も一刻も早く快適な住まいで暮らしたがっていましたし。

私共は、リフォームに取り掛かる際には、先ず下地部分をよく見ますね。直接目に触れない部分を徹底して見る。その状態を確認したうえで、「こうしたら永く持つな」といった視点に立って、リフォームプランを策定します。仕事に際しても、ポイントは収め方。昔は通用しても今ならもっと他の方法があるのではないか、だったら新しい金具などを使って…といった風に。

言い換えれば、そういった事の出来る会社をお選びいただくのが大切だと思います。
そして、先ほどからお話に出ている相性ですよね。これは大事なことです。

仕事ぶりで言えば、我が家に入られた大工さんが、非常に丁寧な方で、感心しました。とにかく几帳面で好印象を持ちました。大工さんがお一人おひとりの仕事の仕方も違えば性格も違いますね(笑)。お忙しいにもかかわらず、リフォームに関するいろいろなこと、使っておられる道具のことなど、成るほどなあと、よく教えて頂きました。また、図面を見ただけでは、なかなか出来上がりを想像し難い面もあります。それが仕事が進んでいくにつれて、次第に形になっていく。間取りが決まる。天井の形が見えてくる。それで、初めて実感がわいてきましたね。

リフォームの間は仮住まいをしていたのですが、仕事から帰って、母にその日の進み具合などを聞いていました。とにかく丁寧に作業を進めておられましたね。掃除とかきっちりされて。職人気質と言うのでしょうか。

リフォームによって、環境がどのくらい変わるのかと言った期待感がありました。なにより、親の感想が気になりましたね。しかし、永い間待った甲斐がありましたね。母も大変満足しています。リフォーム前と後では、寒さが全然違う。電気代もずいぶん助かっています。あと、音が静かです。ペアガラスの効果ですね。ステレオのボリュームも気兼ねなく上げられます。

まずキッチンが明るくなりました。二重サッシで結露もない。オール電化にしたにもかかわらず電気代が安い。照明はLEDライトにしました。また、節水用シャワーにしたので、無駄な水も使わなくてよくなりました。

それから、笹原さんも渡邊さんも、当初のプランにはなかった、昔からの梁を見える形で出す「現し梁(あらわしばり)」にしたんです。出来上がってみると、やっぱり良いんですよね。天井高もありますし。

窓の位置も変わり、開放感もありますね。

笹原様の奥様は、以前はお台所を走り回るといった無駄な動きが多かったそうで。そういったことも解消した合理的な動線です。他に、バリアフリー化や、階段も位置を移動させたりして、安全面も大きく改善しましたね。

我が家は、父が遺していた材木もリフォームに利用して頂き、父も満足しているのではないかと思います。

リフォームを考えておられる方には、複数社の見積もりをお勧めしますね。そして時間をかけて担当者と話していく中で、相性も見えてきます。分からないことは納得いくまで聞くことですね。

家は四季を通じていつも住むところ。そうしたことを念頭に、問題点を全部リフォーム会社に伝えることです。将来を見据えての省エネやバリアフリーなどの視点も重要です。例えば、トイレが狭かったら介護が困るとか。

見積もりなどで、他社と比較されることは大切です。その際には問題点を挙げて、それが全部解決できる会社を選ぶことですね。また、相性が合うとリフォームもスムーズに楽しく進んで、ワクワク感も高まりますよ。

お仕事をさせて頂く私たちは、お施主様がなんでも伝えやすい環境づくりが大切ですね。会社を選んでいただくにしても、例えば、カスケホームには良い意味で(笑)個性の強い人間がたくさん居ります。リフォームに必要な、様々な分野に強い人間が居ります。それは、カスケホームの引き出しの豊富さと言えますし、それを最大限に利用して頂けたらと思います。